ケイリン野郎周と和美のラブストーリー(13)
周が競輪に集中できるようにと別居を決意した和美は、勝と家を出る。
しかし、離れている時間が長くなるほど、不安はつのるばかり。
周に自分のことを忘れられたくないジレンマに思い悩む和美は、周についていくことに決める。
オーバーワークのせいで、医師から二年間の休養宣告を受けた周。
身体検査をパスすることができず、走ることができなくてイライラする周に対し、和美はなすすべもない。
そんなある日、周のライバル・神谷から、葬式用の花輪が届けられて…!?再び走れることになった周だったが、和美は喜びながらも心配でしょうがない。
そして、周が松戸競輪場で同室になったのは、山田という変なおじさんだった。
しかし、彼は「北日本一の剛脚」と呼ばれていた人物で…!?和美宛てに、差出人不明の東京行き航空券が届いた。
東京といえば知り合いは豪太郎だけなのだが、彼であるはずはない。
周には止められたのだが、和美はこの差出人不明の航空券の送り主が豪太郎の新妻・響子のようが気がして飛行機に乗ってしまう。
轟が「ねるとん」で知り合った女性・喜和(きわ)は競輪選手の娘だった。
ガンで倒れた父親を安心させるために、轟に婚約者のフリをしてほしいと頼む。
「敵を欺くにはまず味方から」と、周は二人の婚約を競輪仲間にふれ回るが、和美はとまどいを隠せず…!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60018942